役場からのお知らせ(10月20日)
「水柱」噴出水採取装置及びガスセパレーターが完成しました。
現在、噴出が止まっている「水柱」ですが、継続して確認されている可燃性ガスと「水柱」再噴出の可能性も考えられる事から、ごう音対策大型サイレンサーに代わり、それぞれを分離して、噴出量等をモニタリングできる噴出水採取装置及びガスセパレーターが10月20日に完成いたしました。
引き続き、「水柱」原因究明に向けて各種対応を検討していきます。


役場からのお知らせ(9月30日)
「水柱」ごう音対策大型サイレンサーを設置しました。
現在、噴出が止まっている「水柱」ですが、今後再噴出の可能性もあることから、29日、京都市内にある騒音対策専門業者「(株)ブルアンドベア」様より提供していただいた、吸音パネルを用いた大型サイレンサーを設置いたしました。
引き続き、再噴出しても対応出来るように対策工事を実施していきます。




役場からのお知らせ(9月28日)
「水柱」ごう音対策状況について
9月26日未明に噴出が止まっていることが確認された「水柱」ですが、今後再噴出の可能性もあることから、業者に依頼して噴出口の鉄管先端部にバルブを装着し、ガスの圧力を調節できるように処置いたしました。
引き続き、再噴出しても対応できるように対策工事を実施していきます。


役場からのお知らせ(9月26日)
「水柱」の状況について
9月26日の早朝、「水柱」の噴出が止まっていることが確認されました。
なお、本日からのごう音対策工事については、通常どおり実施する予定です。
「水柱」の状況については、随時お知らせいたします。
みなさまのご理解をお願いいたします。


役場からのお知らせ(9月22日)
「水柱」対策工事について
「水柱」対策に係るごう音対策工事の実施に向け、9月12日と13日の2日間で工事用の作業道を設置しました。

役場からのお知らせ(9月13日)
町民の皆さまにおかれましては、1か月が過ぎても勢いを緩めることなく続くごう音や飛散する噴出水、今なお訪れる多数の見学者により、気の休まらない日々が続いていることに心中お察し申し上げます。
長万部町では8月30日、事態の長期化を視野に担当を明確にし連携強化を図るため「水柱対策本部」を立ち上げました。
今回は、8月25日以降の対応についてご説明いたします。
【ごう音対策】
・8月29日 DKSH MESジャパン(株)様より寄贈された耳栓を配布
・9月2日 騒音測定結果をホームページで公表
・9月3日 京都市内にある騒音対策を専門とする(株)ブルアンドベア様が来町し、吸音パネルを用いた大型サイレンサー(消音器)設置に向け、現地調査及び施工に関する打ち合わせを実施
・9月7日 騒音測定結果公表の更新
・9月12日 大型サイレンサー設置のための作業道整備工事を開始
・9月26日 大型サイレンサー設置工事を開始(予定)
※工事に係る交通規制等についてはあらためてお知らせします。
【噴出水対策】
大型サイレンサーの最上部から水を横に飛ばす吐水口の設置を検討していますが、その設置が難しい場合は、さらに高い単管足場を組んで、水柱上部に金網や漁網などをかけて噴出水の勢いを弱め、水の飛散を抑えることも検討しています。
希望する住宅に対する飛散水清掃のための消防車による放水を9月6日に実施し、今後も飛散状況に応じて希望者に対し順次対応していきます。
【見学者対策】
見学者の減少により、9月からは交通誘導警備員による交通整理を土日祝日のみの対応に変更しています。
・8月29日 付近住宅地への立ち入り防止看板を増設
【住民ケア】
住民のストレス緩和、健康維持のため、長万部振興会館を「ごう音対策避難所」として平日8時30分から17時の間開放しています。(希望者は時間外の利用や宿泊も可能)
・8月29日 耳栓の配布に合わせて保健師等による巡回相談を実施
【安全確認】
噴出口付近は可燃性ガスが検出されていることから立入規制を継続し、住宅地は風向きにより微量なガスを検知する可能性もあるため、ガス検知器等による安全確認を毎日実施しています。
【水道料金の免除】
噴出水の飛散により影響を受ける住民の車及び建物等の洗浄費用を考慮し、下図の桃色で囲ってある範囲内にお住まいの水道使用者の水道料金の一部(9月分からの基本料金)を当分の間免除します。
対象範囲外にお住まいの水道使用者であっても噴出水の飛散を受ける場所がある場合は、申請により免除できる場合がありますので、水道ガス課管理係(2-2862)へお問い合わせください。
引き続き、水柱対策に最善を尽くしてまいりますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
役場からのお知らせ(8月25日)
町民の皆さんにおかれましては、突如として発生した水柱に大変驚かれたこと、また、鳴り止まぬごう音、多くの見学者により、平穏な生活環境が奪われたそのご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます。
これまでは、防災ラジオでお伝えし、新聞・テレビなどで報道されておりますが、改めまして、本日までの経緯やこれからの対応についてご説明いたします。
8月8日午後5時頃、住民から役場に通報があり、飯生神社前の林地から、地下水と思われる液体が30メートル以上の高さまで吹き出している状況を確認しました。
昭和30年代に廃止井となっているR5号井から噴出していると推測され、天然ガス等を含んでいる可能性があるため、警察・消防等の協力をいただき、半径約50メートル範囲の立入りをバリケードで規制し、取り急ぎ付近住民の皆さんには防災ラジオで状況を周知しました。
確認後は、自噴状況や可燃性ガス濃度測定、道路排水、他井戸等を担当課で1日3回以上巡回し、安全状況の確認を行っており、保健所、経済産業局、産業保安監督部、渡島総合振興局等の関係機関と連携し、今後の対策を検討しています。
噴出口付近は可燃性ガスが検出されていることから立入規制を継続し、住宅地は風向きにより微量なガスを検知する可能性もあるため、ガス検知器等により安全確認を行っています。
また、東京理科大学や道立総合研究機構、各種関係機関等の見識者、専門家の方々にご協力いただき、地下水噴出を収めるための対策について検討していますが、噴出圧力が非常に高いため、強行的に作業を実施することは大きなリスクがあるという意見であります。
町では、地域住民の安全確保を大前提として、周辺地域の騒音測定や噴出水の水質検査を行いました。
水柱付近住宅地の騒音測定では、8月19日に約68デシベル(うるさいと感じるレベル、静穏時30~40)という結果が出ました。
8月22日に判明した検査機関による水質検査は、水温21.5度の低温泉水で、人体に影響を及ぼす程の有害物質は検出されておりませんが、食塩泉であることから塩害の問題が心配されます。
この結果から、ごう音と周辺民家に飛散している噴出水の対策を早急に行うため、8月22日、簡易なものではありますが試験的に噴出口を防音シートで囲む処理を行いました。
今後は、高さ15~20メートル程度の防音壁や飛散防止ネットの整備を計画しており、現在早期着工に向けその工法等を検討しています。
見学者の対策としては、飯生神社周辺の町道が駐停車の車などで混雑し、交通事故発生の可能性があることから、スポーツセンターなど公共施設駐車場を利用するよう案内をし、8月12日から町職員や交通誘導警備員を配置して対応しています。
8月18日、民地への立ち入り防止看板、B&G海洋センター付近の町道へ路上駐車禁止看板を設置、8月24日には神社下団地入口町道へ路上駐車禁止看板を設置しました。
また、住民のストレス緩和、健康維持のため、長万部振興会館を「ごう音対策避難所」として平日8時30分から17時の間開放しており、希望者は時間外の利用や宿泊も可能としています。
引き続き、住民のケア、ごう音対策、噴出水対策等に最善を尽くしてまいりますので、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
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